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ニュージーランドで新卒を捨て、彼女を追いかけてきた男が書くブログ。

NZで同性婚法案が上がった時の素晴らしいスピーチ。

どうも、マーディー(@rym_nz)です。


いま、Twitterで見つけた動画を観て、急に書きたくなって書く記事です。


見つけた動画というのが、こちらの動画。




僕の住むニュージーランドでの実際にあったスピーチ。とても素晴らしいものなので、皆さんに見て欲しいです。

同性婚に関するNZでのスピーチの内容


今回は、ジェミリー議員と一緒にお話させてもらいます。若くて活き活きしている彼と、退屈で年寄りな私で。


そう、これからどちらかを選ばなければなりません。まずは、ルイーザ議員に祝福を。この議会で久しぶりの良いニュースです。この法案で、現在あなたに向けられている酷い非難が減るのだから。


私の選挙区の牧師さんから、お電話をいただきました。「法案が通れば、ゲイの猛攻撃が始まるぞ。」と。ゲイの猛攻撃とは何か?果たして、それがいったいどんなものなのか理解に苦しんでおります。パクランガの高速道路から軍隊でも攻め込んでくるのでしょうか?それともガスで街全体が覆われてしまうのでしょうか?


別のカトリック教の司祭は、こうも言っています。「お前は自然の理に反することを支持するのか?」と。禁欲主義をうたっている、司祭がそんなことを言うとは、おもしろいと思いました。(禁欲主義のアクセントを間違える。)ああ、禁欲主義ね、禁欲主義です。禁欲主義なんて、したことないんで、詳しくないんですよ。


永遠の地獄の業火によって焼かれるだろう。」というお手紙もいただきました。これは間違いですね。というのも、私、物理の学位を持っているんですよ。私の体重に体水分率を測って、熱力学で計算してみたんです。仮にですよ、地獄の業火を5000度としましょう。私の体は一瞬で消えてしまうんですね。

たった、2.1秒で。

とても、永遠というには短すぎると思いますが、皆さんはどう思うでしょうかね。


養子縁組についても、アホみたいな意見をもらいましてね、私にはとても素敵な3人の養子がいるんですよ。なので、養子の素晴らしさを知っています。なので、そういう意見はくだらないとわかります。そういう陰険なやり方は、実に卑怯です。

しかしながら、反対している人の多くは常識的な方です。この法案に反対する人は、これが社会に何をもたらすのか、真剣に心配している。その懸念に敬意を表します。この法案が通ると、自分の家族の身に何か起こるのではと心配しているんです。


ただ、そんな人のために、繰り返させてもらいたい。この法案で、私たちがしようとしているたった一つのことは、愛し合う二人に、結婚という手段を認める。たったそれだけのことです。それが私たちのしようとしていることの全てです。核戦争をしようという話じゃありません。ウィルスをばら撒こうとも、農作物を全滅させようとしているわけでもありません。


ただ、愛し合っている二人に結婚という手段を認めるだけです。


これの何が問題なのか、私にはわかりません。お金だってかかりません。なんで、この法案に反対する人がいるか私には理解できません。異質なものを遠ざけたいのはわかります。いいんです、私たちみんな、そういうもんです。ただ、そんな反対する人たちに、約束しておきます。決して反故しない約束です。


明日も、太陽は昇ります。明日も、生意気な娘は口答えしてきます。まるで全部を知ったかのような口の聞き方で。ローンの金利もあがりません。皮膚病やら湿疹、布団の中にカエルがいることもありません。


明日からも、ただただ毎日がいままで通り続くのです。


だからおおごとにするのはやめましょう。当事者の人からすれば、この法案はとても素晴らしいもの。しかし、私含めた他の人からすれば、昨日と同じ日々が続くだけです。ひとつだけ、いただいたメッセージを紹介させてください。


「同性婚法案のせいで干ばつが起こった。」


私のTwitterを見た人はご存知だと思いますが、今朝は本当に土砂降りだったんですよ。そして雨が上がった時には、とても大きなゲイ・レインボーがかかりました。


これは何か良い知らせではないでしょうか?


あなたが信じるならきっと。



最後に、それでも反対する方々へ、申命記から引用した言葉を。申命記ってもっと複雑なものだと思っていたんですが、


懼(おそ)るるなかれ



Mauriceさんのツイート


上で紹介したツイートは今もなおRTされ続け、多くの日本人がこのMauriceさんのツイッターをフォローしたようで、Mauriceさんがこのようなツイートをされています。




僕の意見


とても、心動かされるスピーチだった。つい最近の日本では、「宮中晩餐会の同性パートナー出席、反対」すると言った、とても恥ずかしい議員がいて、そのニュースが世界で知れ渡った。(他にも多くの問題が世界に知れ渡っている最近です。)


www.tokyo-np.co.jp


しかし、僕の住むニュージーランドの、Maurice議員のこのスピーチとは、それとは正反対、それどころか別次元にある素晴らしいスピーチ。


その話しに加えて、ジェスチャーや使う言葉もとても素晴らしいと思った。同性婚に反対している人への敬意も表し、しかしその一方ではっきりと意見を述べて、同性婚を支援する発言をする。

日本の議会では、途中でヤジが飛んで、またまた寝ていて聞いていない議員なんてのもいて、今まで気持ちよく見れたことがなければ、怒りやら悲しみという感情しか生まれない。けど、この映像は、とても心温まるもので、自然と笑いも込み上げてくる素晴らしいものだった。

僕はストレートで、当事者の人間ではありません。なので、この法案が僕に影響することはありません。現在ニュージーランドで1年以上暮らしていますが、同性婚が認められていない日本で暮らしていた時となんら変わらない生活を送っています。


ただ、変わるのは同性婚を求めている人たちが、幸せに暮らせるようになること。


自分の影響のないところで他人が幸せになる。とても良いことじゃないだろうか。


僕にとっては、影響がまったくないと言えば、正直嘘になる。僕にはゲイの友達がいるので、彼らが結婚できて幸せになるのなら、僕も幸せな気持ちになる。こんな影響なら、むしろ嬉しい。この動画が、もっと多くの人の目に届くと嬉しい。心に響くかどうかはわからないが、日本の議員1人1人に見て欲しい。


同性婚を希望している日本人の方、ニュージーランドでは、このように同性婚が認められていますし、同性のパートナー同士で申請できるビザもあります。なので、日本での生活が辛いのなら、ニュージーランドという国があるんだよ、ということを知って欲しいです。


www.mardy.fun

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