どうも、マーディー(@rym_nz)です。
先日、こんな呟きをしました。
みんな、英語話せなくても良いからさ
— マーディー@NZストリートアート (@rym_nz) 2018年9月29日
何か注文するときに
Please
って言う癖だけはつけような?
中高の英語の先生も、海外経験ないのは百歩譲って良いけど
生徒に失礼のない英語教えるためにpleaseつけるの大事って教えような?
英語に敬語ないからってムチャクチャに話して良いわけじゃないぞ?
海外に約3年住んで思うのですが、敬語だの丁寧語にうるさい割には、日本語の英語教育ではしっかりと失礼のない英語を教えてくれない気がします。
なので、時々海外で出会う日本人の中には、とんでもなく失礼に聞こえる英語を話している人に出会うこともしばしば…もちろん、普段英語を使わない人にとっては、どんな英語が丁寧で、どんな英語が失礼な英語にあたるのかなんて難しい話…
じゃあ、どうすれば良いのか!?はい、とりあえずPleaseを言っておきましょう!
英語に敬語はない?そんな嘘に騙されるな!
英語には敬語は存在しない
そんなことを耳にしたことありませんか?海外にでるまでは、僕もそうやって思っていました。みんな、フレンドリーに話すんだろうなって。でも、日本語の敬語システムとは少し違うだけで、実際には敬語にあたるような丁寧な語彙、表現の仕方があるんです。
例えば、海外のパン屋で(はい、僕がパン屋のマネージャーしてるからです)何かを買った時に、
I want this.
だけを言ったとしましょう。これ働いている側からしたらムカつきますし、「これ、ちょうだい」くらいに聞こえます。正しく丁寧に言うには、
Can you please get me this?
Could I please have this?
May I have this, please?
なんて言い方をしてくれると、働いている側としては、気持ちよく対応できるわけです。(ある程度、働いている側としての主観も入っているので、他の方は、こんなに丁寧じゃなくても良いという人もいるかもしれませんが。)
上記のCould I~やMay I~くらいの表現なら簡単に覚えられますが、丁寧な語彙や表現を全部覚えるのって、普段使わないなら大変ですし、国によっても丁寧なレベルってのは違うので、実際に住んでみないことにはわからないことも多々ありますし…
でも、失礼な英語話せないで、自分では丁寧に話したつもりが、相手を怒らせるなんてことあったら嫌じゃないですか?
Pleaseを付けて!
すでに、冒頭で触れてはいますが、失礼じゃない英語を話すのは簡単です。
それは、Pleaseをつけるだけ!上のパン屋での例にもあるように、Could I please~や、Can you please~?と言えば良いのです。
このPleaseは、英語圏の子供たちは小さい頃から、親からしつこく言われるような表現で、the magic wordって言われているんです。一緒に親と買い物に来たときに、もしも子供が、I want this one!なんて言ったら、親たちはすかさずに、"What is the magic word?"なんて言って、子供たちにpleaseを言うように促します。
イギリスもPleaseをとてもよく使うので語尾につけるクセがつくし、つけた方が良い。
— ChihiroSato (@ChihiroSato01) 2018年9月29日
オーダー時もCould I have〜?って丁寧な言い回しで注文する人多し。とくに社会人男性に多かった
あとイギリスっぽい回りくどい言い回しにオーダーミスったりしたわ。笑
シンプルに言って!って何度思ったか😱 https://t.co/IwgTyDwuG0
2才の息子ももうpleaseと言ってくれて嬉しい😊 more apple pleaseみたいな。 thank youは2語だから言えるようになるのが遅くても、pleaseは比較的早くから教えている親が多い印象
— Naoko@ニュージーランド (@naokonz) 2018年9月29日
アメリカとカナダじゃPleaseは不必要?イギリスでは必須?
こんな返信も、もらいました。
カナダ英語は基本的に綴りは英国式だけど会話はアメリカンなんだよなー。please つけないと失礼というわけでもないし。
— aya@カナダ (@sayulkaih10) October 1, 2018
さらっと〜please? って言われると別に良いんだけど〜 , PLEASE. って言われるとキツい感じも時々する。
英語といえど文化の違いありますよねー。 https://t.co/g3d4hgCRfH
なんでも、アメリカ英語を話す国では、普段の生活ではある程度フランクに、pleaseをつけないで話しても、意外と失礼にあたらないらしいです。もちろん、高級なレストランなどでは別だと思いますが、そこらへんで気軽に買い物する程度ならpleaseをつける必要はまったくないとのこと。
しかし、その一方でイギリス英語を話す、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアでは、pleaseをつけないと失礼にあたります。(The 紳士の国イギリス英語的な…?)
オーストラリア在住の友人とカフェに行った時に私がplease 付けないで注文したらすかさず友人が隣でplease!と補足してくれたのを思い出しました💦
— 鈴吉 (@depaz_) 2018年9月30日
ちょっと関係ないかもですが、渡豪したての時はお店を出るときhave a good day!と言われた後you too!もとっさに言えなかったです
しかし!アメリカにいても、カナダに住む・旅行に行く時でも、英語に慣れていないのであれば、pleaseをつけるのが無難でしょう。Pleaseをつけるくらいじゃ、いくらアメリカでもカナダでも丁寧になりすぎて、へりくだっている印象はあたえないはずです。
この一連のツイートをいただいて、思い出したのですが、アメリカ人の友達が、ニュージーランドで接客業をしていて、あまりにもpleaseをつけないので
"Get your sh*t together!(真面目にすれよ!)"
とおばちゃんに怒られたらしいです。アメリカ人の英語はどうやら、かなり失礼に聞こえてしまうらしい…
まとめ
国によって、失礼かどうかの違いはあるものの、英語に慣れていない間は、とりあえずpleaseをつける癖をつけてみてはどうでしょうか?Pleaseは文章の終わりにつけても、Could I please~のように文章の途中にもつけることができます。言い忘れたとしても、最後にpleaseをもってくれば、それだけで丁寧な英語に聞こえます。
Pleaseがナチュラルに出てくるようになったその時には、正しい英語の敬語表現を覚えてみるのが良いでしょう。
これから、海外からの観光客がますます増える中で、少しでも丁寧な英語がしゃべれるようになれば良いな〜と思っています。
最後に、このツイートにあった、僕のフォロワーさんからのベストリプ
pleaseといえば、
— Kati (@katitaliana) 2018年9月29日
この間カーナビが「Cross the roundabout, take the 2nd exit」って言った時、
うちのイタリア人がすかさず「please」ってつけ加えててウケたのを思い出した。笑
丁寧に失礼のないように